杜宙(もりそら)実行委員会について
もりそら(正式名称: 杜宙実行委員会)は「仙台を宇宙で活性化させる」という理念のもと2023年に発足した学生団体です。
その目的を達成するため、一般の方が宇宙に触れられるイベント開催を目指し日々活動しています。
もりそらメンバーの出身地や学んでいることは十人十色。共通していることは「宇宙が好き」ということです。宇宙を通して、メンバーそれぞれが得てきたワクワクを仙台の方々にも最大限に感じてもらえるよう、意見を出し合って一つのイベントを作っています。
昨年度の実績
もりそら発足年となる2023年では、「せんだいメディアテーク」の1Fと7Fで1日間限定の宇宙イベント「仙台コズミックフェスタ〜杜から宙へ〜」を企画しました。
また、この企画は仙台市のユースチャレンジコラボプロジェクトとして選ばれ、仙台市との共催として実施しました。
イベント当日は雨のち雪の大悪天候にも関わらず、300名を超える来場があり、様々な分野を学ぶ宇宙好きな大学生と共に、イベントの目標であった「宇宙で仙台をワクワクさせる」を達成することができました。
今年度の構想
昨年度の成功を踏まえ、子供たちに仙台の宇宙に興味を持ってもらう”だけでなく”、その興味を仙台を舞台に拡げることを目指します。
この目標を達成するため、「宇宙をきっかけに、子どもたちが夢中になれるものを」というキャッチコピーのもと、4月上旬にイベントを開催する予定です。
そのイベントでの達成目標は「宇宙を身近に」、「興味の拡張」、「経験獲得への第一歩」の3つです。
「宇宙を身近に」
宇宙で感じるワクワクを五感で感じてもらえるワークショップを拡充し、宇宙の魅力を深く感じてもらうことを目指します。
「興味の拡張」
宇宙について学ぶ方法はさまざまです。本を読むだけでなく、団体活動や体験活動を通じても学ぶことができます。
JAXAの宇宙少年団 仙台支部「たなばた分団」や図書館などと連携し、多角的な体験を提供することで、興味を更に広げる取り組みを行います。
「経験獲得への第一歩」
仙台には、子どもたちが楽しく学べる施設やイベントがたくさんあります。
そこで、イベント内に地域施設の情報コーナーを設け、子どもたちが自分の街の魅力を再発見できるような企画を予定しております。こうした取り組みを通じて、「仙台を舞台に」興味や関心の第一歩を踏み出す子どもたちを増やしていきたいと考えています。
全体のシナリオ
3つの目標を掛け合わせて、私たちは一つのイベントをつくることを目指します。仙台の子供たちが宇宙をきっかけとして仙台を舞台に自分の将来を拡げていけるよう、記憶に残るイベントを作っていきます。
最後に
仙台で、宇宙を好きになる。
宇宙で、仙台を好きになる。
そんなイベントを目指しもりそらは今後も活動を続けて参ります。